カルチャー – メディカル・ケア・サービス株式会社 https://www.mcsg.co.jp 「認知症を超える。」をブランドメッセージとし、認知症高齢者対応のグループホーム「 愛の家」を主軸に介護事業所を300か所以上展開。介護付有料老人ホーム「アンサンブル 」「ファミニュー」や中国をはじめとした海外事業も積極的に推進。現在は、自立支援ケ アや認知症早期発見・予防研究など、認知症の予防や改善にも注力。 Tue, 04 Oct 2022 07:25:56 +0000 ja hourly 1 https://wordpress.org/?v=5.6.14 『大規模有料老人ホーム』×『きめ細かい日本式認知症ケア』で上場を目指す!~MCSの海外介護~ https://www.mcsg.co.jp/culture/china/ Tue, 04 Oct 2022 07:22:12 +0000 http://www.mcsg.co.jp/?post_type=culture&p=17907 2014年より中国を中心に展開しているMCSの海外事業。コロナ禍など厳しい状況下で海外事業を推進する中国事業部 田草川部長に話を聞きました。


MCS中国事業の歴史

MCSの海外事業は中国からスタートしています。中国は、急速な経済成長に加え、高齢化が進んでいます。2014年当時の中国の*高齢化率は9.12%でしたが、国連推計によると2035年には高齢化率が21%となり日本と同じ*超高齢社会に突入します(日本は2007年に超高齢社会となった)。日本の14倍の人口がいる中国の介護事情や混乱はかなり厳しい状況になると当時から認識し、MCSがこれまで培ってきた認知症ケアで少しでも貢献できないかと2014年に中国事業をスタートしました。上海の北側に位置する南通市で護理院の運営を開始してから早8年が経過し、現在は南通・天津・広州・成都・北京・蘇州で6都市 7施設 963床を運営しています。

*高齢化率 …総人口における65歳以上の割合のこと
*超高齢社会…65歳以上の割合が人口の21%を超えた社会


現在中国でのパートナー企業は、FORTUNEグローバル500に選出されるような有力国営企業や上場企業、病院とさまざまです。中国の高齢化が進むなか、高齢化問題が顕著に表れ始めており、これまでも多くの企業からコンサルティングや合弁会社設立の依頼が来ていました。前述の各施設での質の高い介護が高く評価されたことで国営企業をはじめ、中国の名だたる企業からのお声掛けがますます多くなってきています。この勢いを止めることなく、2年以内に3000床を超える施設運営を目指しています。当社の強みである認知症ケアと中国で主流の大型有料老人ホームは大きくオペレーションは違いますが、外部から新たな人材も迎えながら認知症に強い大型有料老人ホームという日本での展開とは一味違った介護施設を中国の地で確立させていきます。



コロナ禍の厳しい状況下での奮闘

2021年11月に中国に渡った私の立場は、中国国内各施設の運営を統括する主席運営官いわゆるCOO(最高執行責任者)です。名前は立派ですが、やっていることは各事業所にジャパンクオリティの介護サービスを根付かせること、要するに人材育成です。また、そこから波及するさまざまなビジネスチャンスを見逃さず新たな事業企画を提案しています。しかし今はコロナ禍。特に中国は『ゼロコロナ』政策であり、*滞在8か月のうち5か月超は隔離又は*封院の状況でほぼ隔離ホテルと施設の往復です。思うようにリサーチが進まないため、新たな事業計画の立案などに課題を感じています。中国での生活を楽しむ余裕もありませんね。(笑)

*2021年12月から7月現在までの期間。日本に一時帰国ののち、現在も中国に滞在中。
*封院とは、介護施設の近隣にコロナ陽性者が発生した際に民政局の指示により介護施設への出入りを完全に禁止されることです。スタッフもご利用者も施設敷地外に出ることは許されない厳しい政策です。この政策によりコロナを最小限に抑えることができ市民の安全が守られています。

2022年2月から四川省成都市に常駐し、新規開設の有料老人ホーム(338床)と認知症専門施設(174床)の準備をしています。その中で気付いたことは中国の介護には理念やビジョンがなく、ただただタスクを追及するというスタイルだということです。これにはエピソードがあります。それは、中国の合弁相手の幹部が集まりぜひ目指すべき介護の話をしてくれと言われ、私がいつものように目指す介護理念の話を始めて2.3分経った時、その席にいた幹部に「曖昧な話はいらないから手法を教えてくれ!!」と話を遮られたんです。これで瞬時に理解できました。中国の皆さんは介護を作業としか見ていないということを。



 ここから3か月余りスタッフと交流しながら理念やビジョンといった話を繰り返ししてきましたが、文化の違いからなかなか理解してもらうのは難しい状況です。しかし、理念・ビジョンはチーム一丸となって目指すべき姿として我々が最も大切にしている部分ですので、根気よく伝えています。

このような状況の中でも、光も見えてきています。日本での介護経験者が入社してくれたことです。理念に共感し、大切さを理解して当社に転職してくれたとのことでした。さらには、認知症専門フロアで顕著にご利用者の認知症の症状が改善されたことで、ご家族に他社との違いが認識され高い評価を受け始めています。そして、理念やビジョンの重要性が中国のパートナー企業の経営幹部にも少しずつ理解され始めています。今後も中国の文化を尊重しつつ、中国スタッフと意見交換をしながら日本の介護の特徴を伝え続けていきます。時間はかかりますが、ご利用者には生きがいを、スタッフにはやり甲斐を、全ての関係者に誇りを提供できるように今後も中国事業の発展に努めてまいります。

介護職を目指す若者が集う大学で、9月から毎週2時間授業を受け持つことも決定しています。日本の介護をリスペクトしてくれていることは充分実感していますので、期待に応えられるように今後も勉強を欠かさず中国スタッフと共に中国の介護発展に貢献していきます。


MCSの目指す中国事業。大規模有料老人ホームでも
認知症に強い!がキーワード

 MCSの中国事業の目指すべき方向性は、介護事業・介護周辺事業において中国優良企業と手を組んで上場させることです。当面の目標は2年以内に3000床を達成させること。中国に進出していた日本の大手介護会社がほぼ撤退した今、中国で当社が生き残るためには、今までにない新しい『中国版MCSケアメソッド』の確立だと認識しています。日本同様に、当社が得意とする認知症の方の症状改善に向けたケアを行っていきます。また、中国はIT大国ですので、当社の認知症ケアと中国のITを融合させたスマート養老施設の早期実現を目指します。そのためにも大手ロボット開発会社と業務提携し、共に介護施設運営を行うことも決定しています。中国政府の養老政策に貢献するためにも国営企業との関係も引き続き強固なものにしていき、中国の状況にあった大規模な有料老人ホームでも認知症ケアに強い介護施設運営を作り上げます。また、一人でも多くの認知症で困っている方の力になれるように、展開エリアの拡大を目指しています。

MCSの海外戦略は中国だけで終わるものではありません。まず中国で海外事業の土台をつくり、次は東南アジアでの横展開を意識しています。グローバル意識を強く持つ若手人材にとって魅力ある海外事業に発展させていきますので、今後のMCSの海外介護に注目してください。


MCS海外駐在員の役割。
「私たちと共に夢を実現しませんか?」

企業としては上記のとおり大きな話が多いですが、私たち駐在員の仕事は優秀な人材の育成!ただそれだけだと認識しています。今後もコツコツと『中国版MCSケアメソッド』の担い手となる介護人材の育成に力を注いでいきます。

私たちのビジョンに共感してくれる人材を募集しています。今まで培った介護の知識、ノウハウを海外で展開したい方、私たちと共に夢を実現しませんか? 興味がある方は、直接下記の連絡先までお気軽にご連絡ください。

連絡先 メディカル・ケア・サービス株式会社 中国事業部

部長  田草川 孝洋(たくさがわ たかひろ)
メール  t.takusagawa@mcsg.co.jp

※中国のオンライン環境の関係で返信が遅れることがございます。予めご了承ください。

]]>
MCSのノウハウ・理念がギュギュッとつまった「健達ねっと」がリニューアルオープン! https://www.mcsg.co.jp/culture/mcs%e3%81%ae%e3%83%8e%e3%82%a6%e3%83%8f%e3%82%a6%e3%83%bb%e7%90%86%e5%bf%b5%e3%81%8c%e3%82%ae%e3%83%a5%e3%82%ae%e3%83%a5%e3%83%83%e3%81%a8%e3%81%a4%e3%81%be%e3%81%a3%e3%81%9f%e3%80%8c%e5%81%a5/ Fri, 01 Apr 2022 09:50:34 +0000 http://www.mcsg.co.jp/?post_type=culture&p=17619

2021年9月にリリースした「健達ねっと」を2022年2月に家族の介護と健康を支える情報サイトとして、 在宅介護をしているご家族や自身の健康が気なる方々に向けて、全面リニューアルしました。

学研グループの当社だからこその「健達ねっと」の特徴は?

長年に渡り医療専門書籍の出版を手掛けてきた学研グループのリソースを活かした著名な医師や専門家による記事が充実しています。認知症や高齢者の予防医療の最新情報を、どなたにもわかりやすく伝えてくれるコンテンツ”専門家から学ぶ”。

リニューアルで大きく変わったことは?

もっとカジュアルに、もっと楽しく読めるコンテンツとして、介護ブログ&介護マンガが新しく加わりました。
在宅介護者や新人介護者に知って得する知識や共感や気付きを得る連載が続々と始まります。是非ご期待ください!

MCSが健達ねっとで伝えたい大切なコトは?

MCSでは自立支援ケアの認知普及に注力するとともに、当社が運営する介護施設でも積極的に実践しています。自立支援とは、「本人が望む当たり前の生活を実現すること」です。
自立支援ケアに特化したコラムコンテンツも用意し、当社でこれまでに蓄えた情報やノウハウを各家庭でも取り入れてもらいたいと考えています。

]]>
また、明日。日常を、ともに「暮らす」ホームムービー。 https://www.mcsg.co.jp/culture/%e6%84%9b%e3%81%ae%e5%ae%b6%e3%82%b0%e3%83%ab%e3%83%bc%e3%83%97%e3%83%9b%e3%83%bc%e3%83%a0%e5%b8%b8%e6%bb%91%e5%a4%a7%e8%b0%b7%e3%80%80%e7%b4%b9%e4%bb%8b%e5%8b%95%e7%94%bb/ Wed, 23 Jun 2021 02:46:39 +0000 http://www.mcsg.co.jp/?post_type=culture&p=16975 とあるグループホームの一日の様子をご紹介したホームムービーの配信を開始しました。

愛知県常滑市。焼き物と海と歴史が息づく場所に、愛の家グループホーム常滑大谷はあります。
「おはよう」からはじまる、いつもと変わらない一日。互いに自由な時間を過ごして、朝食を召し上がり、散歩へ。日中は、それぞれ好きなことをして過ごします。夕食後は、お茶を飲みながら雑談をして、「おやすみ」と眠りにつく。日々の暮らしを丁寧に、その人らしく送ることのできる家。

飾ることはせず、日常を切り取ったホームムービーをお楽しみください。

URL: https://youtu.be/SI1nQSln1E8

◆制作の経緯

当社が運営するグループホームには、各事業所ごとに、特徴があります。ご紹介した「愛の家グループホーム常滑大谷」は、「のんびり、まったり」をモットーに日々活動し、その人らしい暮らしをともにつくります。
本ホームムービーを通して、地域の方々にグループホームがどんな場所なのかを伝えるために制作しました。

新たな発見があると嬉しいです。ぜひご視聴ください。

]]>
アイオロス・ロボットの可能性。暮らしとこれからのサポートを目指して。 https://www.mcsg.co.jp/culture/%e3%82%a2%e3%82%a4%e3%82%aa%e3%83%ad%e3%82%b9%e3%83%bb%e3%83%ad%e3%83%9c%e3%83%83%e3%83%88%e3%81%ae%e5%8f%af%e8%83%bd%e6%80%a7%e3%80%82%e6%9a%ae%e3%82%89%e3%81%97%e3%81%a8%e3%81%93%e3%82%8c%e3%81%8b/ Wed, 23 Dec 2020 08:00:00 +0000 http://www.mcsg.co.jp/?post_type=culture&p=16826

 学研グループの当社と株式会社学研ココファンは、米・サンフランシスコを拠点に置くアイオロス社、代理店である丸文株式会社と、AI搭載型ロボット「アイオロス・ロボット」の本格導入に向け、2020年にRaaS契約を結びました。



◎「アイオロス・ロボット」について

 人工知能、自律走行、2本のアーム、3Dビジョンといった人間の脳、足、手、目に相当する機能を持ち、複数の仕事をこなすことができる人型ロボットです。人物認識、物体認識、移動・運搬といった人に近しい作業をすることが可能です。
 
 介護分野では、日用品や洗濯物などの運搬業務、見守り機能を前面に押し出し、働きやすい環境を整えていく役割を担うとともに、今後の次世代ロボットの将来を切りひらく鍵になると言われています。


◎導入目的について

 高齢化が進む日本は、2025年には団塊の世代が後期高齢者となり、現在よりも高齢者住宅の需要が増えていくことが予想されています。

 認知症高齢者対応のグループホーム、サービス付き高齢者向け住宅をはじめとした、高齢者住宅施設数が日本有数の規模を誇る学研グループでは、いち早く「アイオロス・ロボット」を導入し、今後は、介護事業所における働く環境の整備や社員の業務負担の削減を押し進めていきます。

 また、導入による効果検証を行い、介護事業所・住宅における拡張機能の検証を行います。検証後は、導入事業所の増大、介護業界全体の生産性の向上や転倒事故件数の削減を、共に目指します。


◎当社における実施内容

◆紫外線を使用した消毒作業
 カメラや赤外線、超音波、センサーを使って周囲を認識しながら事業所内を移動し、エレベーターパネルや手すりなど、人が多く触れる頻度の多い箇所に紫外線消毒を行う。新型コロナウイルスや感染症への防疫対策の業務効率化を図る。

◆夜間巡視
 夜間、居室を巡回し、ご利用者の見守りを行う。異常を確認した場合には、社員に通知が届くシステムとなっているため、夜間業務における生産性の向上や転倒・事故件数の削減を目指していく。


アイオロス・ロボットについての関連記事はこちら

]]>
ケアの品質向上を牽引。その人の当たり前の生活を実現する「自立支援ケア」。 https://www.mcsg.co.jp/culture/jiritsushiencare/ Thu, 05 Aug 2021 08:30:00 +0000 http://www.mcsg.co.jp/?post_type=culture&p=17020

 MCSが注力している自立支援ケア。年内には都市型軽費老人ホームを除く全事業所への導入を予定しています。その自立支援ケアを推進する認知症戦略部 杉本部長にお話を聞きました。


当たり前の生活を実現する自立支援ケア

 自立支援ケアは簡単に言うと、ご利用者が望む当たり前の生活を実現すること。認知症の症状や脳の覚醒状態が良くないと、ご自分の思いをうまく表出できないことが多くあります。専門職であり、パートナーの僕たちが関わることで、ご利用者がどのように生きたいのか、ご自分の思いを表出できるようにします。

寝たきりだった方が翌日歩けるように

 自立支援ケアは、「水分」「栄養」「運動」「薬」に着目します。体内の水分は、1%失うだけでも「イライラ」「うとうと」「ぼーっとする」「落ち着かない」などの意識障害が見られます。特にご高齢の方は僕たちと比べると、体の水分量は10%も少ないんです。だから少量でも水分を失うと、その影響は大きいんですよ。

 ですが、ご高齢の方の1日の平均水分摂取量はわずか700ml程度です。なので、その状態を改善するためにその人にとって適切な水分摂取の増量から行います。

 嘘みたいな話ですが、寝たきりだった人が適切な水分摂取をしただけで、翌日普通に廊下を歩いていたり、状態が良くなったりすることがあります。なぜかというと脱水を起こしていたからです。心身機能の低下や持病などが悪化して動けなくなってしまったと思い込んでいたら、実は脱水だったということが多いんです。同じようにご高齢の方は多くの方がタンパク質不足を原因とする低栄養だったり、「ふくらはぎ」を使う運動量が足りないことで下半身が浮腫んでいる方も多くいます。

 適切な水分摂取と栄養状態の改善、「ふくらはぎ」の運動による下半身の浮腫みをとることで身体的・精神的な状態が改善されます。もう一つの効果として表れるのが減薬です。MCSでは、約5割のご利用者の下剤や向精神薬、眠剤が減りました。
 服薬の併用は認知症の症状の進行リスクもあります。水分・栄養・運動の適正化を図ることで、服薬によるリスクの低減にもつながっています。

認知症の方全員を良くしたい

 大学院で自立支援ケアの理論を学んで、15年ほど前から実践してきました。水分と運動を中心としたケアを行うと7割の方に何らかの症状の改善が見られます。でも、僕はせっかくやるなら残りの3割の方も良くしたい。そのために、具体的に何が必要か、ご利用者の血液データを詳しく調べました。すると、低栄養や貧血など、介護が必要なご高齢の方のほとんどが飢餓状態に近い数値だったんです。
 もちろん入り口として水分摂取は大切ですが、栄養も重要だと改めて気づきました。

 管理栄養士とも相談しながら、色々な食材を試しましたが、最近ではプロテインを飲んでいただくようにしています。
 そもそもご高齢の方は、食べるための体力が減少しているので、通常の食材と違ってそのまま摂ることができて、吸収の良いプロテインを飲んでいただくことでご飯を摂取しやすい体力をつけるためです。
 個人差はありますが、プロテインを飲み始めて3週間後には変化が見られます。足の浮腫みの原因のタンパク質の不足も改善されるので、浮腫みも減り、運動も行いやすくなります。

「継続」がご利用者にとって何よりのケア 

 自立支援ケアで重要なのは、「継続」。僕が導入前に必ず実施するのが教育です。それは、「なぜ」の「根拠」を学ぶことが大切だからです。さらに役職者にはリーダーシップとマネジメントについても学んでもらいます。ここが継続できるかできないかの要になるからです。
 続けられないことで一番負担があるのはご利用者。状態が変化してしまい、また同じ思いをさせてしまうことを阻止しなければならない。そこを強調しています。


日本の介護が、日本を変える

 介護は標準化がされていなくて、施設によってピンキリなのが現状です。MCSが所属する学研グループが運営する運営居室数は現在業界4位なので、全事業所の標準化が図れれば、ほかの企業もケアの質を見直して何か始めるかもしれない。
 それが全体に広がればいいですよね。そこが僕の狙いです。そのためにも、その方の当たり前の生活を実現する自立支援ケアに力を入れています。


 そして、日本の介護を変えて日本を変える。日本式の介護は世界一ですから、各国の文化に合わせた介護を輸出して、世界に広げていきます。

]]>
日常をカラフルに。音を通して人に寄り添う音楽健康福祉士。 https://www.mcsg.co.jp/culture/%e6%97%a5%e5%b8%b8%e3%82%92%e3%82%ab%e3%83%a9%e3%83%95%e3%83%ab%e3%81%ab%e3%80%82%e9%9f%b3%e3%82%92%e9%80%9a%e3%81%97%e3%81%a6%e4%ba%ba%e3%81%ab%e5%af%84%e3%82%8a%e6%b7%bb%e3%81%86%e9%9f%b3%e6%a5%bd/ Thu, 13 May 2021 06:01:25 +0000 http://www.mcsg.co.jp/?post_type=culture&p=16787

 音楽を使ったレクリエーションで生活を彩る、音楽健康福祉士。五感に刺激を与えるプロゴラムを組み、生活機能の向上やMCI(軽度認知障害)の予防等に尽力されているアンサンブル大宮の大西さんにお話しを聞きました。


音楽健康福祉士について

 この資格は、公益財団法人「虹の会」が認定する民間資格です。
 音楽やレクリエーション等による、高齢者の生活の質の向上に注目し、音楽療法に運動療法やアロマセラピーなどを加えた「心音レインボートレーニング」を習得した方が音楽健康福祉士として認定されます。
 「心音レインボートレーニング」とは、味覚・視覚・聴覚・嗅覚・触覚の五感に対して、運動・感情の刺激を与えることで病気を未病の状態から健康な状態へ近づけることを目的としたレクリエーションです。


音楽から彩る生活

 
 
 はじまりは、アンサンブル大宮で募集していた音楽健康福祉士の応募に目を通したところからです。
そこで紹介されていたJOYSOUND FESTAの音楽療法コンテンツ『健康王国』を興味本位でネットで検索してみたところ、音楽を通じて人を健康にし、生活を彩るという仕事に魅力と面白さを感じ、入社を決意しました。

 先輩の背中を見ながら、一緒に音楽を楽しむコツや技術を身につけて、入社1年ほどで資格を取得しました。自分の習得した資格の役割や効果を実感することで、音楽健康福祉士としての楽しさに気づくことができましたね。


一緒につくる楽しい空間

 
 
 基本的に、ご利用者が好きなコンテンツから
各フロアに合ったプログラムを組むことが多いですね。歌を歌いながら振り付けをするプログラムはとても人気があるんですよ。五感を使った多方面からのアプローチが多いので、心が動いたり、頭の運動につながっていてとても効果的です。
 特に人気のコンテンツは、レクリエーションが終わった後、
「おわったおわった!疲れた~~」
「お腹すいた~!」との声が聞こえますね。

 このレクリエーションは週5日間、各フロアで行っています。ご利用者の中では習慣化していて、始まる時間になるとフロアに出てきて待っていてくれます。認知症症状があってレクリエーションの予定を忘れている方も「お、何か楽しいこと」がはじまるんじゃないか?と感覚的に感じてソワソワしながら待っていたりしますね。私自身、やりがいを感じていて「今日もたくさん楽しもう!!」と思って毎日プログラムを組んでいます。
 

とにかく刺激を感じてもらう
 

 日常生活での、五感を使った刺激というのはとても大切なもので、習慣の中に取り入れることでその方の一日の行動する理由にもなります。歌を歌って、体を動かして参加してもらえると一番嬉しいですが、参加されなくてもその場にいるだけで充分な刺激はありますから、ぜひ継続して参加されることをおすすめしていますね。

 コロナ禍によって全国の事業所でレクをする機会というものが減っていると思います。私自身は、ちょっとしたレクでも毎日継続することが大切だと考えています。できないことを数えるよりも、少しでもできることを見つけること、そして継続をすることで、ご利用者の生活をさらに彩っていきたいですね!


大西さんが勤めるアンサンブルについてはこちら!

]]>
 「介護の”リアル”を伝えたい」新卒採用課が学生と共に描く、未来。 https://www.mcsg.co.jp/culture/%e3%80%80%e3%80%8c%e4%bb%8b%e8%ad%b7%e3%81%ae%e3%83%aa%e3%82%a2%e3%83%ab%e3%82%92%e4%bc%9d%e3%81%88%e3%81%9f%e3%81%84%e3%80%8d%e6%96%b0%e5%8d%92%e6%8e%a1%e7%94%a8%e8%aa%b2%e3%81%8c/ Fri, 16 Apr 2021 06:09:10 +0000 http://www.mcsg.co.jp/?post_type=culture&p=16675

今年、MCSには新卒社員101名が入社しました。全国に新しい風を送り出す、新卒採用課。2名の担当者に介護業界への思いや「学生」と共に考えるこれからについて、”ここから 伝えたい”ことを聞きました。


介護の道を選んだ理由


市川
 私はもともとはプロサッカー選手を目指していました。残念ながら、夢に届かず、新たな道を探していたときにたまたま出会ったのが介護職の友人でした。友人が楽しそうに話していたので、介護の道に飛び込んでみると、先輩社員の仕事をする姿がとても格好良く見えたんです。介護をはじめた当初は、ご利用者は祖父母世代の方々でしたから、そういう世代の方と接すると、なんだか心があたたかくなるんですよね。経験を重ねていくことで、さらに介護の仕事に魅力を感じていきました。

和田
 私自身、最初は介護業界はまったく考えていませんでした。ただ、たまたま参加した就活イベントでMCSを知り、話を聞くと、私が今まで思っていた介護の仕事と全然違うことがわかったんです。MCSの介護はお世話ではなくて、認知症や一人ひとりの症状の改善に向けてご利用者と一緒に向き合うプロの仕事だとわかり、私も介護の魅力を伝えていきたいと、この業界を選びました。


学生には、介護の“リアル”を伝えたい

和田
 選考では、介護の本質を伝えることを大切にしています。 まだまだ介護業界に対する偏見は多くあって、実際に介護業界を選ぶことに親から反対されているといった声は多く聞かれます。私も介護の仕事をすると親に話をしたら反対されました(笑)。それでも、この業界を変えていくのは若手しかいないと感じ、親を説得して介護の道を選びました。今でも事業所での経験が原動力となっています。介護職の仕事はご利用者を取り巻くあらゆるものに目を向け、真剣に向き合っていくプロの仕事であること。そういった本質を伝えていくことを常に意識しています。

市川
 長年介護の現場を経験してきた私だからこそ、選考では、“リアル”を伝えることを大切にしています。介護は、きれいごとばかりではない。大変なことももちろんありますが、楽しいことや嬉しいこと、他の仕事に負けない、介護でしか味わえない魅力もたくさんあります。そこに目を向けて、「やりたい!」と思ってくれる学生を重視していますね。もし学生が最終的にMCSを選ばなかったとしても、介護の本当の魅力が伝わっていれば嬉しいなと思います。リアルを伝えるということは課全員の共通の思いでもあります。


トータルマネジメントコースを新設。
一人ひとりにあった将来を一緒に考える採用を

市川
 昨年からトータルマネジメントコースを新設しました。 施設管理・統括エリアのマネジメント等の知識を得て会社の中核で活躍できる人材を早期に育成するコースです。当コースでは、社会貢献性やビジネス的な観点で介護を見ることができているか、そういったことも重視しています。もう一方の、プロフェッショナルコースは、各事業所にて介護経験を積みつつ、介護技術の習得や資格取得、介護職としてのスキルを磨いていきます。地域とのつながりを大切に、介護のスペシャリストを目指すコースです。当コースは、認知症や一人ひとり異なる症状にどうアプローチしていくか、そういった観点が重要です。私もケアスタッフから入社してリーダー、管理職、マネージャーを経て、今の新卒採用を担当してきました。その経緯を生かして、一人ひとりの思いを聞きながら、それぞれに合ったコースを一緒に考えるようにしています。

和田
 私は、学生と一緒にこれからの将来やキャリアを考えるようにしています。実際に面接を受けに来る学生は、まだ自分の思いが定まりきれていない学生も多くいます。その中で、学生が本当に納得して入社してもらえるよう、MCSでは面接の前に採用担当との面談の機会を必ず設けています。認知症の方のケアは、身体的なケアだけではありません。でも、それを通して味わえる喜びもあります。なぜ認知症ケアをやりたいのか、数ある介護会社からなぜMCSなのか。自分自身がその点を納得していないと、後悔してしまうと思います。なので、学生とはしっかりと話をしながら、納得できるところを一緒に考えています。


Twitterやオンラインカフェも新たに開始!

和田
 昨年から、新型コロナウイルスの影響もあり、オンライン活用を積極的にしています!直接会うことが難しくなってしまったので、採用担当を身近に感じてもらえるよう、新たにTwitterを始めたり、オンラインでの座談会の機会も増やしました。さらに、学生同士も会う機会が減り、お互いに相談しにくい環境になっています。そんな学生が交流できる機会をつくろうとオンライン就活カフェも新たに開催しました。オンライン就活カフェは、採用担当者は入らないので、学生だけで情報交換や悩み相談ができます。もちろんMCSに関係のない話もOKです。 焦って考えず、じっくり自分の将来について考えてほしい。そういった思いで色々なことに私たちも挑戦しています。


私たちの将来の夢

市川
 もっと事業所と学生の距離を縮めたいと考えています。実際に働く場所である事業所を身近な存在にしていきたいですね。 他には、介護職を「なりたい職業」にするのも夢ですね。より多くの人たちに介護について正しく理解してもらえる環境づくりをしていきたいです。

和田
 現在は、新卒採用課のメンバーで採用を担当していますが、将来的には、新卒で入り事業所で活躍しているメンバーによるPJで採用をやってみたいなという夢があります。今でも、先輩社員に学生と話してもらうことはありますが、PJを組むことで、新卒で入ったメンバーだからこそ考えられる企画とかもあると思うんです。それをみんなでできたら楽しそうだなとわくわくしています。

下記より新卒採用情報を公開中です!クリックしてみてください!

]]>
採用ブランドムービー『介護士は恩返しをする』公開 https://www.mcsg.co.jp/culture/%e6%8e%a1%e7%94%a8%e3%83%96%e3%83%a9%e3%83%b3%e3%83%89%e3%83%a0%e3%83%bc%e3%83%93%e3%83%bc%e3%80%8e%e4%bb%8b%e8%ad%b7%e5%a3%ab%e3%81%af%e6%81%a9%e8%bf%94%e3%81%97%e3%82%92%e3%81%99%e3%82%8b%e3%80%8f/ Wed, 10 Feb 2021 04:23:52 +0000 http://www.mcsg.co.jp/?post_type=culture&p=16478 『介護士は恩返しをする』をテーマにした、採用ブランドムービーの配信を開始しました。

●あらすじ

大好きだったおばあちゃんと、少しずつ距離を置くようになった主人公。しかし、おばあちゃんが認知症を患い、グループホームへ入居したことがきっかけで、自分の代わりに恩返しをしてくれている「介護士」という存在に憧れを持つようになります。夢や目標がなかった主人公が、自分の将来、そして、おばあちゃんと向き合うようになった成長の過程を描いています。

●制作の経緯

当社は、「介護職の存在価値を高め、生涯働き続けられる専門職にする」というビジョンを掲げています。介護士は、今後の日本を担う重要な職業でありながら、マイナスイメージを持たれることが多い職業でもあります。本ムービーを通じて、介護士の仕事の格好良さや大切さを伝え、社会からの介護職の存在価値を高めていきたいという思いで制作をいたしました。

本配信により、介護職という職業に対して、少しでも考えるきっかけを創っていきたいと考えておりますので、ぜひご視聴ください。

]]>
杉本浩司×丹野智文さん対談 認知症とともに「 普通」を生きる。 https://www.mcsg.co.jp/culture/%e8%aa%8d%e7%9f%a5%e7%97%87%e3%81%a8%e3%81%a8%e3%82%82%e3%81%ab%e3%80%8c-%e6%99%ae%e9%80%9a%e3%80%8d%e3%82%92%e7%94%9f%e3%81%8d%e3%82%8b%e3%80%82/ Tue, 15 Dec 2020 06:51:06 +0000 http://www.mcsg.co.jp/?post_type=culture&p=16306 39歳で若年性アルツハイマー型認知症と診断された丹野智文さん。創業当時から認知症と向き合ってきたMCSから、
認知症とともに前を向いて生きてきた丹野さんにしか感じることのできない思いをお聞きしました。

これまでの生活を続けたい

杉本
認知症と診断された当初は、悲観的になったこともあると思うのですが、前向きになれたきっかけを聞かせていただけますか。

丹野
認知症と診断されたときネットで調べると、“2年で寝たきりになる”とか全然良い情報がないんですよね。地域包括に行ってもどこに行っても介護保険の話ばかりで、「仕事をやめてデイサービスに行ったらどうですか」と言われたんです。でも、僕が一番知りたかった情報は、どうやったらこれまでの生活を続けていけるかということだったので、何を言っているんだろうと思ったんですよね。

そんなある日、「認知症の人と家族の会」で、当事者の方に出会ったんです。その方は笑顔で元気で明るくて、「認知症と診断されてから6年経ったけど、今こうやって元気なんだ」と話してくださいました。
その話を聞いて2年で寝たきりって嘘じゃないかと元気が出て、この人のように生きたいと思ったんですよね。認知症って暗いイメージしかないでしょ。でも、朝、地域の人に「おはよう」と元気に挨拶したり、友達に「僕、認知症なんだ」と打ち明けると、周りもサポートしてくれるし、認知症に対するイメージも変わると思います。

財布一つ持たせてもらえない

杉本
丹野さんはこれまでの生活を続けられるよう、工夫して生活していると仰っていましたよね。

丹野
よく、「丹野君のように工夫できる人は少ないよ」と言われるんです。でも、これは違います。
工夫しなくていいように家族が守りすぎてしまうんですね。ひとり暮らしの人はみんな工夫していますよ。たとえば、鞄を入れ替えるときには忘れ物がないよう、中の袋だけ入れ替えればいいようにしたりね。家族がいる当事者は鞄や財布一つ持たせてもらえてないんです。財布をなくすなら、どうしたらなくさないか工夫すればいいのに。僕だってGPSを入れて携帯で調べられるようにしています。色んな方法があるのに、工夫なしに持たせないという選択肢を取るから自尊心や行動を奪われて気持ちが落ち込んでしまうんだと思います。

杉本
財布を持たせないって僕もよく聞きます。

丹野
僕はね、財布を持たせてもらえないと困るんです。ガチャガチャが好きでたまにやりたくなるから(笑)。
それは、自分のお金だからできるのに、認知症になったからといって遮られる理由はないでしょう。ジュースを買いたいからといちいち誰かに断らなければいけないのは買いにくいですよね。女性は特に化粧品を買ってもらえないケースがよくあるんです。認知症だから必要ないと言われたりしますが、女性にとっておしゃれは大切なんですよ。そこをわかってほしいです。

「やりたいこと」を実現する、そればっかり

杉本
丹野さんは「おれんじドア」の代表も務めていらっしゃいますが、「おれんじドア」ではどういう活動をされていますか。

丹野
僕が当事者に出会って元気になったので、それを他の人に伝えないかとお医者さんからの提案で始めた活動です。おれんじドアでは、「病名聞かない、困っていること聞かない、アンケートとらない、メディアいれない」この4つを徹底しています。困っていることを聞いても助けられないから。何を聞くかというと”やりたいこと〞を聞く。それを実現する。そればっかりです。

杉本
とてもわかります! ぼくも介護福祉士をやってて、何やりたいか、どこ行きたいかを聞くことを徹底していました。

丹野
それでね、中途半端はだめなんですよ。よくあるのが、釣りをやりたいって方を近くの釣り堀に連れて行こうとするんです。その人はずっと海で釣りしてきた人なのに。それで、ある年の夏、仙台から愛媛まで行ってきました。船を持っている方にお願いして、船釣りして刺身にして美味しかったねって言って帰ってきたんです。行きたいと言った人は行きは一番後ろを歩いていたのに、帰りは一番前を歩いていたんです。それくらい自信になっているんですよ。

他にも、美容室をやっていたおばあちゃんがいて、「悔しい悔しい」って言っていたから、「何が悔しいの?」と聞くと、認知症と診断された途端に仕事と車を取り上げられて家にひきこもっていると言っていたんです。「切れるの?」と聞くと「馬鹿にするな」って怒られました(笑)。今は、仲間の施設でおばあちゃんに切ってもらっていますよ。そうすると本人もうれしいし、切ってもらった人もうれしい。それに無料でしょう、こんな良いことはないですよ。そのうちお金取ってるかもしれないですけど(笑)。とにかくみんな笑っていますよ。

ご利用者と同じ目線に立てば
気がつくことがたくさんある

杉本
MCSが運営しているグループホーム(以下、GH)は認知症の方専門の事業所ですが、その方たちが生活しやすくなるにはどういった工夫が必要だと思いますか。

丹野
僕もよくGHには行きますが、まずご利用者の横に座りますよ。でも、ご利用者がお茶を入れようとしてくれると、スタッフが止めるんですよね。結局リスク管理ばっかりして、行動を止めてしまっているんです。
あとは、だいたい本棚が端っこにあって、本や将棋などのゲームが置いてあります。認知症の人は目にしないと忘れてしまうので「本棚を動かそう」と言ったら、「レイアウトを変えたらご利用者が混乱する」とスタッフに言われたんです。じゃあ一緒に動かしてもらおうよと。本人がもし忘れたとしても、「昨日一緒に動かしましたよね」と言えばいいだけ。本人がいないところで動かすから混乱するんですよ。「みんなで遊べるようにするためにさ」って言えば全く問題ないことですよね。部屋の真ん中に置いたら、みんな将棋をはじめましたよ。

当たり前のことを当たり前に

杉本浩司

杉本
MCSはGHの運営居室数が日本一なのですが、だからこそできること、やらなければいけないことは当事者の目線から何かありますか。

丹野
当たり前のことを自分都合にしないこと。食器一つとっても、食器を片付けようとすると、危ないって取り上げようとしたりするでしょ。でもそれを見たら、お皿はプラスチックだったりするんですよね。だったら、陶器とか美味しそうに見える食器にしなよと思います。ご利用者の気持ちを考えず行動している場面もよく見ます。以前見たのが、麻雀を4人でやっていた方にスタッフが、「午後からのリハビリどうしますか?」と聞いて、「やらないよ」と怒られていたんです。だってその人一人負けしてるんですよ。それは怒られますよね。

杉本
僕も以前施設長をしていた時、陶器を使っていましたが、スタッフは「投げたらどうするの?」と言うんですよね。でも陶器にしたら割ったのは全部スタッフでした(笑)。ご利用者は前よりもおいしいと言ってくれるんですよね。

丹野
「認知症の人=大変な人」と決めつけて過度なサポートをしないでほしいんです。助けてほしいときに「助けて」と言える環境が大切で、助けてと言われたらサポートしてくれる。それくらいでいいんです。そして、認知症の人はみんな同じじゃないんですよね。
眼鏡も視力が0.1と0.9の人は違う眼鏡をかけるでしょう。それと一緒です。軽度の方に重度の方と同じサポートをしたらどんどん症状は進行してしまいます。「自立」を常に考えなければいけないのに「自立」を奪ってしまっている人が多すぎるんです。
「普通」でいいんですよ。

]]>
本社をさいたま新都心に移転 -働き方改革・生産性向上の促進- https://www.mcsg.co.jp/culture/%e6%9c%ac%e7%a4%be%e3%82%92%e3%81%95%e3%81%84%e3%81%9f%e3%81%be%e6%96%b0%e9%83%bd%e5%bf%83%e3%81%ab%e7%a7%bb%e8%bb%a2%e3%80%80%ef%bc%8d%e5%83%8d%e3%81%8d%e6%96%b9%e6%94%b9%e9%9d%a9%e3%83%bb%e7%94%9f/ Mon, 01 Jun 2020 07:18:13 +0000 http://www.mcsg.co.jp/?post_type=culture&p=16316 2020 年6月 1 日に本社を埼玉県さいたま市のランド・アクシス・タワー(埼玉県さいたま市中央区新都心11番地2 ランド・アクシス・タワー 29階)に移転しました。

グループホームを中心に事業拡大を続け、従業員が増加するなか、先般より働き方改革・生産性向上に向けた取り組みに注力しています。
今回の移転を通して、現場の運営体制への柔軟で効率的なサポートを目指し、現場の支え手である本社機能の質の向上を図ります。また、本社移転とあわせてリモートワークの推進も同時に行うことで、家庭の事情等にあわせた多様な働き方への対応も行っていきます。

来客スペース
ワークスペース
ミーティング等にも使用できるようバーカウンタータイプに配置
卓球リーグ「Tリーグ」のオフィシャルパートナーとして卓球台を設置
デスクとしても使用

フリーデスクとしオープンな空間とすることで、部署間の垣根を超えた柔軟で活発なコミュニケーションを図り、様々なアイディアが創造される環境を整えました。また、空間ごとにデザインを変え、集中スペースも設けることで、メリハリをつけて業務に取りかかれるよう設計しています。

]]>